- 治療が怖いから、
まだがまんしよう - どうせ大人の歯に
なるから放っておこう
そう考えて、お口の中の変化をそのままにしていませんか?
実は、むし歯や歯周病はお口だけに影響するものではありません。
心臓の病気や糖尿病とは特に深い関係があると言われています。
妊娠中のお母さんが歯周病だと、おなかのが赤ちゃんにもよくない影響があることも分かっています。
からだ全体の健康管理にもつながるお口の健康管理を、悪くなる前に始めましょう。
むし歯・歯周病と関係が深い病気
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からだの病気
糖尿病・心臓疾患をはじめ、重い病気の引き金にも
むし歯や歯周病の進行度合いによっては、細菌が体内の血管や神経の中に入りこみ、全身をめぐって命にかかわるような重い病気の原因になることがあります。
たとえば、糖尿病や敗血症のほか、狭窄症、心筋梗塞などの心臓の疾患、また、ご高齢の方であれば、誤嚥性肺炎やアルツハイマー型認知症がその代表的なものです。
妊婦さんが歯周病になっている場合は、早産の危険があったり、低体重児が産まれるリスクが通常の何倍も高くなることがわかっています。
むし歯や歯周病をそのままにしておくと、お口だけでなく全身の健康にも悪い影響をおよぼしてしまうのです。 -
歯がなくなると・・・
抜けてから後悔しても、自分の歯は戻りません
「歯が抜けても、入れ歯やインプラントにする方法がある」と思っている人も多いかもしれません。しかし、実際に入れ歯にしている人からは「食べ物が食べにくい」「食事を楽しめない」「入れ歯をしていることが気になってしまう」「入れ歯の調整をするのが大変」という声を聞きます。
インプラントは治療費用が高額で、治療後のお手入れを怠るとふたたびむし歯や歯周病が発生する可能性があります。
自分自身の歯をなくしてから後悔する前に、手を打ちましょう。
悪くなる前に、むし歯・歯周病を予防!
ご自宅でのお手入れと、歯科医院でのお手入れ
両方に取り組むことが大切です。
日本には現在でも、「歯医者さんは、歯が痛くなったときに治療に行くもの」と思っている人がとても多くいらっしゃいます。しかし、アメリカやスウェーデンなどの歯科先進国では、「歯が痛くなる前から定期的にメンテナンスに行く」というのが8割以上の国民の常識になっています。
これらの予防への取り組みが浸透した国では、80歳を越えても20本以上、自分の歯が残っている人が圧倒的に多いということが分かっています。
上のグラフを見ていただくと、「歯が痛くなる前からの予防」がとても大切であることがお分かりいただけると思います。
お子様の歯を守るための予防歯科
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- 1乳歯が生えてきたら歯医者さんに通いましょう
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乳歯のときから歯の健康管理をしていくことで、大人の歯に生え変わったときのお口の中の状態は変わります。よい状態を維持するために、ぜひ乳歯が生えてきたら親子でお越しください。
ひらの歯科では、歯みがきのアドバイスや食生活など、健康な歯を守るためのサポートをさまざまな角度から行ってまいります。
まずは診療台に座りましょう歯医者さんで泣き出してしまう子は「知らない人に何をされるかわからない恐怖」や「むし歯を触られたときの痛み」が引き金になっています。
お子さんは一度怖い、痛いと思い込んでしまうと、なかなかその気持ちを取り払うことはたいへんです。
そうなるまえに、痛くないうちから歯医者さんに慣れておきましょう。まずは診療台に座るところから!お子様のペースで歯医者さんに慣れていきましょう。 -
- 2定期的に歯医者さんで検診を受けましょう
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お子様の体の成長とともに、お口の中もどんどん変化していきます。生えたての永久歯はほかの乳歯より背が低いため、みがき残しがよく起こります。
大切な永久歯をむし歯にしないためにも、定期的に歯医者さんに通ってお口の中をプロの目で確認しておきましょう。同時にクリーニングやブラッシング指導も行います。
お家でのお手入れと、歯医者さんで行うクリーニングを組み合わせることで、お口をきれいに保つことができます。
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- 3仕上げみがきは楽しいコミュニケーションタイム
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歯みがきはお子様にとって難しいもの。前歯ばかりみがいていたり、奥歯まで歯ブラシが届いていないこともしばしばあります。
お子様の歯みがきの後はおとなが仕上げみがきをして、お口のチェックをしましょう。乳歯がぐらぐらしていたり、かわいい永久歯が顔を出しているのを見つけられるかもしれません。
仕上げみがきを親子のコミュニケーションタイムとして、楽しみながら習慣化していきましょう。
大人の歯を守るための予防歯科
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- 1定期的な検診でお口の異常を早く発見しましょう
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「歯も痛くないし、歯ぐきも腫れてないから大丈夫」と考えて、検診に行かない方もいるかもしれません。しかし、自覚症状がないまま進行してしまうのがむし歯や歯周病の恐ろしいところです。歯を抜くしかない状態になってから治療で来院して、痛い思いを繰り返すより、お口のプロのチェックを定期的に受けてお口の健康を管理した方が、結果的に体の健康も守ることにつながります。
お口の状態は日々の生活環境や加齢、ストレスなどによって変わるため、急に症状が出ることもあります。定期検診にきちんと通うことで、お口だけでなく体の健康も守っていきましょう。
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- 2スケーリングとPMTCでむし歯・歯周病の原因をなくしましょう
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スケーリングとは?
ご自宅のブラッシングでは落とせない歯垢や歯石を、専用の器具を使って落とします。ご自分ではしっかりみがけていると思っていても、4割くらいは落とせていないといわれています。定期的に歯科医院でお口の中を掃除していきましょう。
PMTCとは?
Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、お口の専門家が行う歯のクリーニングです。専用の機器や薬剤を使って、お口の中の汚れや歯周病の原因菌を落とします。PMTC後の歯はつるつるになるので、とても気持ちがいいですよ。
むし歯・歯周病の予防に効果があらわれます! -
- 3正しいブラッシングで予防の効果を高めましょう
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ご自宅でのブラッシングを効果的に行うことができれば、むし歯・歯周病予防にもよい影響を与えます。みがき方のくせは誰にでもありますので、自己流でみがき続けるのはあまりよいとは言えません。 ひらの歯科では患者様ご自身に合ったブラッシング方法、注意点、おすすめの歯ブラシやケア用品をアドバイスいたします。
普段のブラッシングの質を高めることで病気の原因を抑え、口腔環境の悪化を防いでいきましょう。
治療後も白い歯にできることをご存知ですか?治療すると必ず銀歯になるわけではありません。部位によっては白い歯にすることも可能で、一部は保険適用です。
陶磁器などにも使われるセラミックは、自費治療になりますが以下の特徴があるためお勧めしております。
▶身体への負担が少ない
▶耐久性がある
▶変質しにくい
▶天然歯に近い白さになる
白い歯をご検討の場合は、スタッフまでお声がけください。患者様の症状にあったものを詳しくご説明いたします。